hitomiのブログ

メンタル心理カウンセラーのカウンセリング実例や他愛無い日常など

震災の影響でうつ病・パニック障害になってしまったクライエント様のお話。

震災後のパニック障害・うつで悩まれている

クライエント様からのご相談でした。

 

このブログを書いたのは3月中の出来事です。

 

クライエント様からの許可が頂けましたので

カウンセリングの一例をお話しします。

 

Aさんは震災後、うつ・パニック障害になられてから

ひきこもりになり家から出られない日が続きました。

 

東北からのご相談でしたが

家から出ることなく誰にも言えない悩みや

外に出たくないという気持ちを

家族にも理解されず一人で苦しんでおられたそうです。

 

私とのカウンセリングの内容からも

つらい心情をお察しする事が出来る内容でした。

 

一部抜粋致しますが、Aさんが語られた内容は

 

「どうしても家から出たくない」

「家から出たくない気持ちを家族が理解してくれない」

精神障害という事にも理解を示してくれない」

 

と言った、周りの人からの偏見や理解の無さに

Aさんはとても落胆していられました。

 

その中でも一番の苦しみは

 

「病気だという事を理解して貰えない事が一番辛い」

 

と言っておられました。

 

周りの人の理解は一番の心の支えになりますが

周りの人が理解してくれずに諦めかけた時に

私とのメールカウンセリングを決意されたそうです。

 

「家から出なくても話を聞いてくれる」

「独りぼっちだと思っていたけれども気持ちが前向きになった」

「近くのコンビニに買い物に行ってみようかと思います」

 

と、次第に前向きな気持ちになられていく様子が

文章からも伝わってきました。

 

メールカウンセリングの難しい所は

相手の顔が見られないからどんな表情で

文章を伝えたいのかが解りにくい所です。

 

しかし、親身になって気持ちを寄せる、耳を傾ける姿勢が

とても伝わったとの事で、Aさんも初回から安心できて

カウンセリングを受けることを決断されたそうです。

 

個人情報なのでごく一部の抜粋ですが

うつ・パニック障害・ひきこもりと言った内容の

カウンセリング内容でした。

 

明日、その後の話へ続きます。